こんにちは、ラディです!
本日は工業簿記です。今回は標準原価計算を学習します。
学習日 時間
10月10日 1時間
使用した教材
テキスト 講義動画
学習内容
工業簿記 標準原価計算 パーシャル・プランとシングル・プラン
パーシャル・プランとシングル・プラン
標準原価計算を採用している場合、実際原価との差異が出ることはこれまでで学習済みであるが、今回の論点ではその差異をどのタイミングで反映させるか、というものになる。
簿記2級範囲では手法がパーシャル・プランとシングル・プランの2つがある。それぞれ紹介する。
パーシャル・プラン
パーシャル・プランとは各原価要素の消費額(当月投入原価)を仕掛品勘定に振り替える際は実際原価で記帳し、完成品原価や仕掛品原価の繰越額(月初、月末ともに)を標準原価により記帳する方法。
当月投入分だけ実際原価のためズレが生じるが、その分が標準原価差異となる。
シングル・プラン
シングル・プランとは各原価要素の消費額(当月投入原価)を仕掛品に振り替える時点で標準原価により記帳し、完成品原価や仕掛品原価の繰越額(月初、月末ともに)も同じく標準原価により記帳する方法。
標準原価差異は各原価要素の勘定から振り返られる形で計上していく。仕掛品に振り替える前に標準原価差異分を切り離すようなイメージか。
理解度自己評価および感想
パーシャルの言葉の由来はパート(分ける)からきているそうです。標準原価と実際原価両方を使用しているから、ということでしょうか。
シングルは単一ということで標準原価のみ使用という意味でよさそうですね。
またプランは「計画」というニュアンスよりは「勘定方法」の意味が近いとのことです。
語源を知っておくだけでこういう暗記風味なものの理解は上がるので「こういうものだよね」みたいな覚え方はなるべく避けるようにしています。
さて、今回の内容ですがパーシャルプランというなかなかにハードルが高そうなイメージを持つワードですが中身はそれほど大したことない内容だったように思います。
どのタイミングで差異を集計するかの話なので表現が変わるだけで行き着く本質は同じです。問題文をよく読んでどう集計するかをしっかり見極めていきたいですね。
むしろ今回の問題演習でも登場した各原価の差異分析の方がはるかにややこしく試験でも問われやすい内容なのかなと思っています。
差異分析できっちり数字が拾えていればパーシャルプラン、シングルプランで勘定記入するのはそこまで難しくない印象でした。
とはいえ、問題集ではこの論点でも捻った問題が出てくるのかもしれませんね。油断は禁物です。
さて、前回に引き続き今回も理解度と感想パートをまとめて書きました。
感想パートで学習方法や簿記学習を進めていく上での考え方などを書いていくのも良いのですがどうしても時間がかかってしまいます。
前回の記事では試験日が確定したことでものすごく焦っている状況を書きました。なのでスケジュールに余裕ができるまで(余裕はできるのでしょうか・・・?)記事更新はこの簡略化スタイルで更新をしていきます。
学習に追われて記事更新ストップだけは避けたいので・・・
ただ学習中にどうしてもこれは書いておきたいというものができたらその時は頑張って書いてみます。
それでは今日はここまでです。ではまた!
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