こんにちは、ラディです!
本日は商業簿記です。今回から本支店会計を学習します。
学習日 時間
10月16日 1時間
使用した教材
テキスト 講義動画
学習内容
商業簿記 本支店会計の概要 支店の開設時の処理 本支店間取引
本支店会計の概要
本支店会計とは、企業が支店や営業所(以下「支店」)を有する場合、支店において生じた取引および本支店間の取引の処理のために用いる特別な会計手続の総称をいう。
本支店会計に関する制度は2種類ある。それぞれ紹介。
本店集中会計制度
支店と本店の会計を分離せず、支店において生じた取引を全て本店で処理する制度。支店では補助簿の記入を行うのみとなる。
つまりこの制度は広義では本支店会計といえるが、実質これまで学習してきた内容とほとんど同じになるため試験ではほとんど問われることがない内容。
支店独立会計制度
支店と本店の会計を分離し、支店において生じた取引を全て支店において独自に処理させる会計制度。
試験で問われる制度はこちら。
支店が独自で会計処理しているため、会計帳簿も支店独自の帳簿を作成する。
最終、企業全体の財務諸表を作成するために本店支店の決算結果を合算する手続きが必要となる。
支店の開設時の処理(支店を開設して財産を移転させる場合)
支店を開設する場合、開設準備の一環で本店の財産を支店に移転させる処理を行う。
本店と支店のそれぞれの立場から開設手続を見ると、
本店側:財産の分離を視点への投資と考え、投資勘定の性格を有する「支店」勘定を設けて処理する。
支店側:移転された財産を本店からの出資と考え、資本勘定の性格を有する「本店」勘定を設けて処理する。
例題:本店から支店へ現金50,000円と買掛金3,000円を移管する場合の仕訳
本店側仕訳
買掛金 3,000円 / 現金 50,000円
支店 47,000円
支店側仕訳
現金 50,000円 / 買掛金 3,000円
本店 47,000円
本支店間取引
本店と支店間の取引というのは全体の企業単位で見れば内部で財産の移動をしているだけの処理ともいえる。
そのため本店と支店の双方で正しい会計処理をしていれば必ず支店勘定の残高と本店勘定の残高は貸借逆に一致する。(上記の例題の本店・支店の仕訳の状況を指している。)
そのため支店勘定、本店勘定のことを照合勘定と呼ばれている。
理解度自己評価及び感想
本日の内容は基礎の話だったため理解は難しくありませんでした。ですがこれから支店が複数ある場合の処理や本支店会計が絡む決算問題を学習していく予定です。
・・・絶対難しいですよね。
次回以降に詳しく書きそうですが、本支店会計は第1問と第3問で出題される可能性があるようです。
第1問はともかく第3問。第3問は決算問題です。(ちなみに第1問は仕訳問題です)
ただでさえ決算問題は時間が足りません。ですので時間がない中でこれが出てくるとかなり大変になることが予想されます。
試験までには出題パターンを掴んでおきたいものです。そのためにはやはり問題を解きまくるしかなさそうです。
あ、問題といえば一つお伝えすることが。
前回の商業簿記で決算手続の講義動画の視聴は完了しましたので、通常ならば決算手続の問題演習をしていく流れなのですが、今回は新たな論点の学習に移っています。
これ、問題演習をさぼっているわけではなく問題演習をやったことを書いていないだけです。
決算問題の演習をブログに残し始めるとちょっと学習時間の確保が難しいな、と思いました。
間違えた問題の記録だけはしていますので試験終了後にまとめて公開できたらと思っています。
また決算手続の問題演習はまとめてやると疲労感がとてつもないので1日1問で進めていきます。具体的には通常の講義視聴プラスで決算問題を毎日1問ずつ解いていこうと考えています。
負荷が上がってきていますが締切が決まりましたので泣き言は言っていられませんよね。
あと1ヶ月と期限は決まっているのでその期間だけは根性論全開で後悔しないよう日々進めていきます。
それでは今日はここまでです!ではまた!
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