こんにちは、ラディです!
本日は工業簿記です。今回から直接原価計算を学習します。
学習日 時間
10月13日 1時間
使用した教材
テキスト 講義動画
学習内容
工業簿記 直接原価計算の概要 直接原価計算による損益計算書
直接原価計算の概要
直接原価計算とは、原価を変動費と固定費に分解し、変動製造原価(製造原価のうちの変動費部分)のみを製品原価として集計するとともに、固定製造原価(製造原価のうちの固定費部分)は期間原価(期間費用)として扱う原価計算方法をいう。
これまでの学習では直接原価計算の方法と対になる全部原価計算が採用されてきた。
全部原価計算は変動費・固定費の分類に関係なく、製造原価の全部で製品1単位あたりの原価を計算していた。これまでずっとやってきた馴染みの深い方法。
また全部原価計算の考え方では、製造原価=製品原価となり特段の区別はない。
対して直接原価計算は固定費部分は製品原価には含めない処理となる。ここが全部原価計算との違いとなる。
直接原価計算では「販売費及び一般管理費」についても変動費と固定費で区別する。
そのため損益計算書の表示方法が全部原価計算と直接原価計算では異なってくる。
直接原価計算による損益計算書
全部原価計算時と直接原価計算時の損益計算書の表示は以下のとおり。
最終の営業利益はどちらの表示方法でも同じ数値となる。
異なる点の特徴としては、直接原価計算では上部に変動費項目を集め、下部に固定費関連を集めているという点がある。
この表示方法をとることで貢献利益(限界利益ともいう)を算出するが、この貢献利益の分析をすることで会社の意思決定などに役立てることができる。詳細は次回以降の論点にて説明予定。
理解度自己評価及び感想
新しい論点の学習は戸惑いもありますがワクワク感もありますね。直接原価計算は新しい概念なのでどうしても難しく感じましたが、まっさらな気持ちで臨めるのはどこか楽しくもあります。
学習ではこの2つの感情のバランスをとることが重要なんじゃないかと思っています。戸惑いを恐れずに受け入れつつ、ワクワク感を原動力として活用することで、新しい論点の学習をより楽しく、そして実りあるものにすることができます。
正直なところ、まだ直接原価計算の本質理解はできていません。本日の内容では直接原価計算の表記の仕方を学んだだけで、なぜ変動費と固定費を分けなければならないのか、貢献利益を出してどうするのか、等の目的がはっきりしていないからです。
今わかっているのは貢献利益を算出すること等で会社の意思決定の際に役立つ、ということだけです。
次回以降の学習でもっと本質を深掘りするような内容になっていくと思われますので、しっかりと理解に努めたいです。
今日は少し短めですがここまでとします!ではまた!
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