こんにちは、ラディです!
本日は商業簿記です。今回も決算手続を学習します。
学習日 時間
10月12日 1時間30分
使用した教材
テキスト 講義動画
学習内容
商業簿記 貸借対照表・損益計算書の問題演習
貸借対照表・損益計算書の問題演習
決算整理前残高資産表と未処理事項、決算整理事項の情報をもとに貸借対照表・損益計算書を作成していく問題。基本的な解答手順を以下に記載する。
貸借対照表・損益計算書の作成 解答手順
- 資料の上から順番に考えていくが、一つ一つ仕訳をしていると時間が足りなくなる可能性が高い。直接決算整理前残高資産表の空きスペースに増減を書いていく。借方貸方の合計値がずれないように注意しながら各項目の数値を修正すること。
- 解答用紙で埋められると思ったところは基本的にすぐ数値を埋めておく。とにかく時間が足りないため部分点を最初から意識すること。
- 数値を書く際には、貸倒引当金のような仕訳上で貸方に書いているものでも資産の欄に書くためマイナス表記を忘れないようにすること。他には減価償却累計額、税効果会計の法人税等調整額などがマイナス表記になる。
- 決算整理前残高資産表に載っていない項目については解答用紙を見てその項目箇所をとりあえずでもいいので埋めておく。あとから追加で数値の増減があればその横に書いておき後から修正する。
- 決算整理事項で出てきた項目を書き終えたら、解答用紙に動きのなかった項目を全て埋めにいく。
- 埋めた後は解答用紙の様式に従って小計や合計を計算していく。ただし貸借対照表上の繰越利益剰余金だけは最後に貸借差額をもって算出すること。(前期繰越利益剰余金から当期純利益を積み上げた額になるため)
- 損益計算書は上から順番にルールに沿って合計値を計算していくこと。当期純利益に至るまでの流れをしっかり確認しておくこと。
次に今回の決算整理等でつまづいた具体的な論点を記載していく。
固定資産の減価償却
ありふれた論点だが、今回の出題が特殊だったため紹介。
よくあるパターンは建物などは間接法(減価償却累計額を用いて建物そのものの価格は減らさない)を採用していることが多いが、今回の問題では決算整理前残高資産表は直接法(建物の価格を直接減額)だが貸借対照表は間接法で表記するというものだった。(なんでこんなややこしいことを・・・)
つまりこの問題は、決算整理前残高資産表から年間の減価償却額と過去に減価償却累計額がどれだけ貯まっているかを読み解く必要が出てくる。
税効果会計の損金算入項目と投資有価証券評価時の繰延税金負債
決算問題で出題された時の基本パターンだと思われる。
決算整理事項で2問分あり、損金算入項目に関する問題と投資有価証券評価時の処理を問うものとなっていた。
損金算入項目に関する問題では期首と期末の間で税効果の解消した部分と発生した部分の差額を見て、繰延税金資産(または繰延税金負債)の発生と対応する法人税等調整額を計上。
その他有価証券では当期中で時価評価が上がると評価額の利益の一部を繰延税金負債として計上する必要が出てくる。
2つの問題が絡むと繰延税金資産と繰延税金負債での相殺が発生するため、状況の整理をしっかりとしておくこと。
理解度自己評価および感想
決算整理の苦手問題その2です。
解き方を書いてみましたが、実際は本当に思うように進みません。
前回も難しく感じましたが、今回の方がよりハードな印象です。
本試験で出たらきついなぁ、なんとかものにできるよう問題を解き慣れていきたいものですね。
慣れるためにはやはり数をこなすことなんでしょうね、今日の学習でもわかる部分については頭の中で仕訳が浮かび、それをそのまま整理した状態で解答用紙に書き込むことができました。
こういうときってあまり間違えないですよね。
全ての問題でその状態になれば時間に余裕ができてくると利益剰余金、当期純利益の算出まで手が回るようになるのかもしれません。
今の状況では自力で辿り着くのはかなり難しいでしょうね。今日も途中で計算あっているかテキストの解答を確認しながら解いていってようやく辿り着けましたんですよね。
合格ラインまでまだまだ遠いなぁ・・・ですが毎日の積み上げで試験日までには間に合わせていこうと思います。
それでは今日はここまでです!ではまた!
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