こんにちは、ラディです!
本日は商業簿記です。今回も決算手続を学習します。
学習日 時間
10月9日 2時間
使用した教材
テキスト 講義動画
学習内容
商業簿記 帳簿決算の問題演習
帳簿決算の問題演習
決算整理前残高資産表と未処理事項、決算整理事項の情報をもとに決算整理後残高試算表を作成していく問題。基本的な解答手順を以下に記載する。
決算整理後残高試算表の作成 解答手順
- 資料の上から順番に考えていくが、一つ一つ仕訳をしていると時間が足りなくなる可能性が高い。直接決算整理前残高資産表の空きスペースに増減を書いていく。借方貸方の合計値がずれないように注意しながら各項目の数値を修正すること。
- 決算整理後残高試算表にしかない項目については解答用紙を見てその項目箇所をとりあえずでもいいので埋めておく。あとから追加で数値の増減があればその横に書いておき後から修正する。
- 決算整理事項の中で税の項目以外を解き終わったら、解答用紙に税以外の項目を全て埋めにいく。
- 損益に関するところ(解答用紙では売上より下の項目全て)を費用と収益でそれぞれ集計し、差額を求める。それが税引前当期純利益になるため、その額に税率を乗じた額が法人税、住民税及び事業税となる。
- 中間納付の仮払い法人税等を差し引き、未払法人税等を求める。
- 最後に貸方借方の合計値を出し、貸借一致すれば解答完了。
次に今回の決算整理等でつまづいた具体的な論点を記載していく。
利益剰余金の配当問題
配当金自体の仕訳は利益剰余金を取り崩して現金等支払(あるいは未払配当金勘定)で処理することになるが問題文には書かれていない利益準備金の積立のことも考えなければならない。
利益準備金は利益剰余金の配当として支出する額の10分の1を資本準備金と利益準備金の合計額が資本金の4分の1に達するまで積み立てなければならない、と会社法で定められている。
そのため試算表の資本準備金と利益準備金の合計額を確認し、資本金の4分1とどれだけ差があるかを見たうえで、その差と配当額の10分の1の額と比べて小さい方を利益準備金に増額する処理を取ることになる。
この解き方は覚えていないと無理なので頭に叩き込むこと。
売上原価の算出と棚卸減耗損・商品評価損の複合ケース
売上原価の算出部分は3級学習と同じく、仕入に集めるか売上原価項目に集めるか問題文の指示に従って算出していく(いわゆるしっくりくりし)
整理後の繰越商品の額は期末帳簿棚卸高と言えるが、棚卸減耗と商品評価損が絡むとその損失分だけ期末帳簿棚卸高から差し引く処理をする。
前払費用の期末修正
3級でも類似の問題はあったが、初と思われるケースが出題されたため紹介。
借入金の利息3ヶ月分を3月1日に払い、その全額を前払費用にしてしまっている状況。(決算時期は3月31日)
4月以降分は前払費用のままでいいが3月分だけは支払利息勘定で処理する必要がある。
理解度自己評価および感想
今回は自己評価と感想パートをまとめます。学習がハードすぎてかなり疲れています。
決算整理の苦手問題その1です。
解き方は上で書いた通りなのですが、実際は解き方1と2のところで大いに悩み、多大な時間を費やしています。
今回初見では当然のように解くことができず、講義を聞いて何度も遡って動画を見返すなどしてようやく意味を理解したような気持ちになりました。
解けた気分だけだったので、その後もう一度同じ問題を自力で解いていきましたが、手を動かすとやはり止まる部分が出てきます。
なんとか解き終えたのですが前情報で解き方を予習したにも関わらず50分も時間をかけてしまいました。
本試験でこれだけ時間をかけると完全にアウトです。他の問題に手が回らなくなります。
非常にまずいです・・・
本試験の日程も11月17日に確定しました。本格的に間に合うかどうか怪しくなってきている中でこの進捗度はどうなのか。
これからは学習強度を上げていく必要があるかもしれません。
本日の学習でかなりの危機感を持ちましたのでネジを撒き直して頑張っていきます。
それでは今日はここまでです!ではまた!
コメント