簿記学習日記72 標準原価計算差異分析の基本パターンを紹介

簿記2級
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こんにちは、ラディです!

本日は工業簿記です。今回は標準原価計算を学習します。

学習日 時間

10月8日 30分

使用した教材

テキスト 講義動画 

学習内容

工業簿記 標準原価計算 例題演習(直接材料費、直接労務費、製造間接費の差異算出)

例題演習(直接材料費、直接労務費、製造間接費の差異算出)

前回、前々回の学習内容をもとにした例題の演習。

  • 直接材料費は価格差異と数量差異
  • 直接労務費は賃率差異と作業時間差異
  • 製造間接費は予算差異、操業度差異、能率差異

をそれぞれ求める問題だった。

手順は以下のとおり

  1. 当月の生産実績をボックス図で書く。当月投入分の材料費と加工費(直接労務費、製造間接費)の数量を出す。
  2. 直接材料費のボックス図を書く。標準消費量と実際消費量、標準価格と実際価格を問題文や生産実績のボックス図から拾い、価格差異と数量差異を求める。
  3. 直接労務費も直接材料費と同様の考え方で賃率差異と作業時間差異を求める。
  4. 製造間接費についてはシュラッター図を書き、変動費及び固定費の1単位あたりの価格、標準操業度、実際操業度、基準操業度を問題文や生産実績のボックス図から拾う。
  5. 予算差異は実際製造間接費から予算許容額を差し引いて求める。
  6. 操業度差異は今回の問題では固定費能率差異を含める条件だったため、基準操業度から標準操業度を差し引いた時間✖️固定費の1単位の価格で求める。
  7. 能率差異は今回の問題では変動費能率差異のみとする条件だったため、実際操業度から標準操業度を差し引いた時間✖️変動費の1単位の価格で求める。

理解度自己評価

基本のパターンは理解できたように思う。問題集で他にどのようなパターンがあるかを次回以降で学習していく。製造間接費の差異分析は今は解くことができるが忘れる可能性が高い。ここは重点的に反復練習をしていきたい。

感想

今日はまず問題を解くところから始めましたが、途中から解き方がわからず自力解答を諦めました。

講義を視聴するとつまづいたところがはっきりと理解できたため、次はもう少し上手く解くことができるのではないかと思っています。

まだ直接原価計算という論点が残っていますので絶対とは言い切れませんが、工業簿記の一連の流れがようやく見えてきたように思います。

工業簿記の初期の講義で一連の流れの説明がありましたが、正直全くピンときていませんでした。

ですが総合原価計算を一通り学習したあたりで工業簿記の解像度が上がったように思います。

標準原価計算はその特性上、総合原価計算がベースになっています。

標準原価計算を学習したことで総合原価計算を別側面から見ることができましたので、より理解が深まったのかもしれませんね。

カリキュラムがうまいことできていますね。

ここに直接原価計算がどう絡んでくるのか、今後の学習で確かめていきます。

1周目で学習したはずなんですが全く覚えていません・・・(笑)

今日の学習はいつもよりも短かったので、日記も短めになってしまいましたがこういう日もあるということでここまでにしておきます。

短くした分は9月の振り返り記事に充てます。上旬が終わりそうなのにまだ書けていませんので・・・

それではまた!

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