簿記学習日記69 諸取引の処理の論点が終了 次回から決算手続へ

簿記2級
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こんにちは、ラディです!

本日は商業簿記です。今回は外貨建取引と研究開発費を学習します。

学習日 時間

10月4日 1時間

使用した教材

テキスト 講義動画 問題集

学習内容

商業簿記 外貨建取引問題演習 (基本1問、前払・前受金1問、為替予約1問)研究開発費

外貨建取引問題演習

今回もつまづいたポイントや注意すべきポイントを紹介。

決算時期の換算替え

原則決算時期には決算時点の為替相場で資産の評価をする。売掛金、買掛金はその代表。

ただし前払金・前受金は、支払い(受け取り)時の為替相場で取引が完了しているため決算時の換算替えはしてはならない。

為替予約についても為替予約時点で為替相場が固定されるため、決算時の換算替えも上記例と同様に行わない。

為替差損益

外貨建取引は為替相場の変動により売掛金(買掛金)の価額も取り崩すなり追加するなりして変動させる。対して売上(仕入)勘定の価額は変動させず、変動部分を為替差損益で表現することになる。

研究開発費

研究開発費とは研究活動および開発活動に係る経費である。

研究・・・新しい知識の発見を目的とした計画的な調査および探究のこと。

開発・・・新しい製品・サービス・生産方法についての計画もしくは設計または既存の製品等を著しく改良するための計画もしくは設計として、研究の成果その他の知識を具体化すること。

世の中でいまだに発見されていない技術などを具体化することとなるという点で通常の開発費とは意味合いが異なってくる。

会計上の特徴としては、研究開発費は将来の収益を発生させるかどうかはっきりせず、具体的な成果が出るまでは資産価値を持たせることができない性質を持つため研究開発費として処理する。

研究開発費には人件費、原材料費、固定資産の減価償却など研究開発のために消費されたすべての原価が含まれる。

さらに特定の研究開発目的のみに使用され、他の目的に使用できない機械や特許権の取得原価についても研究開発費として扱う。研究開発が絡む場合は備品や特許権などの資産勘定を使用しないこと

理解度自己評価

外貨建取引の問題演習はしっかり理解しているつもりだったが仕訳の時に混乱する部分があった。上記で紹介した内容がどの段階で発生するのかをしっかりと頭の中でイメージできるようにしておく必要がある。

研究開発費の問題は、研究開発費というワードが出た時点で問題作成者の意図は資産と費用の引っ掛けを狙っていると考えた方が良さそう。問われているものが研究開発費の中に含まれるかをしっかりと見極めることが重要。

感想

今回で諸々の取引の処理方法を全て学習しました。ここまでの内容をしっかり理解してかつ迅速に解答できるようにすればある程度の得点は見込める状態になるのかな、と考えています。

苦手問題やつまづくポイントなどは定期的に見返して思い出せるようにしておきたいですね。

前にも書きましたが学習日記がこの復習の際に非常に役立ってくれています。

苦手問題の、どの部分が具体的にわからなかったのかを過去の記録が正確に教えてくれます。

学習の効率化につながっていることを実感しています。

次回からは本当に苦手意識のある決算手続に入っていきます。

なぜこれほど苦手意識を持っているかというと

  • 論点が多岐にわたる。
  • 情報量が多く見落としが発生しやすい。
  • 書き込み量が多く整理が困難。
  • どこかを間違うと他の部分にも影響が出てくる。
  • 上記の内容でとにかく時間がかかり焦る。

他にもあったような気がしますが大まかには上記理由だったように思います。

ただし決算手続きは避けては通れない確実に出題される問題ですので覚悟して臨みます。

内容的にもこれまでの総復習の意味合いもある論点なので、理解が全くできない場合はテキストを戻ってでも内容の理解を優先することを心がけようと思います。

1周目とは違い、今回は課題が何かがある程度見えていますので、そこを意識しながら着実に進めていきます。

それでは今日はここまでです!ではまた!

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