こんにちは、ラディです!
本日は工業簿記です。今回は標準原価計算を学習します。
学習日 時間
10月3日 1時間
使用した教材
テキスト 講義動画
学習内容
工業簿記 標準原価計算 直接材料費差異の分析 直接労務費差異の分析
直接材料費差異の分析
直接材料費差異とは、標準原価による直接材料費と直接材料費の実際発生額の差額のことである。
その差額の中で消費量に起因する数量差異(消費量差異)と価格差異にさらに分けられる。
数量差異(消費量差異)
製造現場における標準と実際の消費量の差分。
一般的に標準消費量よりも実際消費量の方が多い場合、現場では予定していた量より多く使用したということになるため、無駄遣いをしたと分析できる。
逆に予定(標準消費量)よりも実際消費量が少なかった場合は効率よく材料を消費したといえる。
価格差異
標準価格と実際価格の違いで生じた差分。
購買・仕入担当者が価格交渉をうまくやれたかどうかを分析。実際価格が予定(標準価格)よりも小さければ交渉をうまくやったといえる。
図表の赤枠部分の考え方について(価格差異?数量差異?)
図の赤枠部分は数量差異につけてもいいのでは?という疑問があり、講義内でその解説もされていたため補足。
数量差異は製造現場の無駄遣いかどうかを分析するために出している。
価格差の部分については製造現場ではコントロールできない部分のため、価格差部分まで含めていくと正確な差異の分析ができなくなる。
対して価格をコントロールできる立場にあるのは購買・仕入担当者であるため、価格部分の差に向き合っていくという意味で価格差異につけておくことが無難と考えられるとのことだった。
直接労務費差異の分析
直接労務費差異とは、標準原価による直接労務費と直接労務費の実際発生額との差額をいう。
その差額の中で直接作業時間に起因する作業時間差異と賃率差異にさらに分けられる。
基本的な考え方は直接材料費差異と同じ。
作業時間差異
製造現場における標準と実際の直接作業時間の差分。
一般的に標準作業時間よりも実際作業時間の方が長い場合、現場では予定時間を超過したことになるため、作業効率が下がったと分析できる。
逆に予定(標準作業時間)よりも実際作業時間が少なかった場合は効率よく業務をしたといえる。
賃率差異
標準賃率と実際賃率の違いで生じた差分。
経営者が適切な賃金で雇用しているか、適切な人材配置をできたのかどうかを分析。
一般的に標準賃率よりも実際賃率の方が高い場合、コスト管理がうまくいっていない可能性がある。
逆に予定(標準賃率)よりも実際賃率が少なかった場合はコスト管理がうまくいったといえる。
理解度自己評価
例題も含めて今回の論点はそこまで難しいところはなかった。ただ差異のボックス図を書く際に有利差異の時はどのようにボックス図を書くのかは気になった。書けるがかなりごちゃごちゃっとしそう。
次回は製造間接費についての差異について。製造間接費の論点で学習したシュラッター図がまた出てくるとのことで次回学習時までに復習しておく。
感想
今回の学習日記で初めて図を入れてみました。少しでもわかりやすくなっているといいのですが。
図表を入れることについては前々から「やるべきだよなぁ・・・でも、めちゃくちゃ時間かかりそうだしなぁ。」と避け続けていました。
これまでの学習日記でも図表を入れたらものすごくわかりやすくなるものがあったはずです。
そろそろ図表を作ることにも向き合っていかないと、と思いましたので時間がかかることを覚悟して今回作成してみました。
図表の作成はアイキャッチを作成しているサイトと同じでCanva(キャンバ)を使用しました。
実際作成してみたところ、ものの10分で作れてしまいました。想像以上に簡単で驚きました。
ざっくりと今回載せた図表の作成手順を紹介します。
- 画面の右に「カスタムサイズ新規作成」があるのでそこから作成画面に入る。
- 今回は幅1000 高さ666 でサイズを設定。
- 左にある素材アイコンを選び、四角を選ぶ。なければ検索窓から「四角」と入れて検索。
- 四角のサイズを整える。初期は四角の中がグレーになっているので白に変える。
- 左にある素材アイコンを選び、線を選ぶ。なければ検索窓から「線」と入れて検索。
- 四角の中に線を引く。
- 左にあるテキストアイコンを選び、テキストボックスを追加。好きな場所に配置する。
- テキストを入力する。
- 最後に位置の微調整など行い完成。
- 右上の共有アイコンをクリック。ダウンロードをクリックすると作成した図表が画像としてダウンロードされる。
本当によくできているサイトだと思います。画像作成のハードルがものすごく下がっていると思うんですよね。アイキャッチ画像の作成でも本当にお世話になっています。
次回の製造間接費差異の論点でもグラフが登場するので書いてみようと思います。
これも作成慣れしていきたいものです。
学習日記のリライト時には図表は必ず追加したいと考えています。
少なくとも合格後にはなりますが、わかりやすい内容になるよう色々と工夫していきます。
それでは今日はここまでです!ではまた!
コメント