こんにちは、ラディです!
本日は商業簿記です。今回から外貨建取引を学習します。
学習日 時間
9月29日 1時間
使用した教材
テキスト 講義動画
学習内容
商業簿記 外貨建取引会計処理の考え方(取引時の換算、代金決済時、前払金前受金取引)外貨建項目の期末換算
外貨建取引会計処理の考え方
外貨建取引とは売買価額やその他取引価額が外国通貨で表示されている取引のこと。
取引のタイミングで為替変動があるため、その影響をどのように処理していけばよいかを学習していく。また外貨建取引の会計処理は常に円換算で表示する。ドル建てでの表示は原則行わない。
取引時の換算、代金決済時、前払金前受金取引の3つのケースについてそれぞれ詳細を確認していく。
取引時の換算
取引時の会計処理は、当該取引発生時の為替相場による円換算額を持って会計処理を行う。掛け取引ではなく取引時に決済される場合は処理完了で良い。
掛け取引の場合(試験ではこの条件がベース)は代金決済時に為替の相違が発生することを織り込んだ上で取引時の為替で処理してゆくことになる。
代金決済時の処理
代金決済時には前述したとおり、取引時の状況から為替の変動が発生する。
当初の掛け計上分は取り崩すことになるが、為替変動による差分については為替差損益勘定を用いて実際額との差額を埋める処理をする。
前払金・前受金取引
前払金・前受金の処理は本取引の際には取引額へ前払金・前受金を充当する処理を行う。
その際の為替の考え方は、前払いあるいは前受時に外国通貨での決済が完了していることから、その金銭授受時の為替相場にて円換算を行う。
そして残りの部分については本取引決済の為替相場により換算する。
外貨建項目の期末換算
決算資料においても外貨建資産を円換算して表示する必要がある。
基本的には決算時の為替相場で換算すればよいが、前項で述べた前払金・前受金については金銭授受時の為替相場による円換算をする必要がある。
理由は前項で触れた、前払いあるいは前受時に外国通貨での決済が完了していることから。
理解度自己評価
今回の外貨建取引は納得かつ理解しやすい内容だった。米国株取引をしており、今年は特に為替の乱高下が激しいため実感を持って講義を聞くことができた。
前払い・前受時の、円換算の際の為替相場の考え方が少々ややこしく、今回の主要論点はここなんだろうなという理解。
感想
外貨建取引を学習したということで外貨に関する内容で前から書きたかったことをようやく書けます。
ズバリ何かというと、「今年の株価の変動激しすぎワロタwww」ということです。
軽いタッチで書き始めていますが、2024年は本当にこうとしか言いようがないです(笑)
乾いた笑いというか、笑ってるけど目は笑っていない、なんならちょっと涙目。
そんなイメージを持ってもらえると幸いです。
2024年のここまでを軽く振り返ってみます。
1月〜6月までは株式相場は絶好調
円安進行+株価成長(日米ともに)で過去最高の含み益に。
日経平均株価もついにバブル前の最高値を更新しましたよね。ついにこの日が来たか・・・と感慨深い気持ちになったのを覚えています。
7月後半から相場に陰りが
月前半は好調。しかし後半からアメリカ経済の風向きが変わりました。
どのように変わったかというとコロナ後から24年7月まではアメリカ経済の主要政策はインフレ退治だったのですが雇用悪化の是正に大きく舵を切ることになりました。
これ、金融政策としては全くの真逆の政策なんですよね。インフレ退治のためには加熱する景気を冷ます必要があり、金利を引き上げていました。
しかし、現在は雇用悪化の是正となり、雇用を企業にしてもらうためには景気を刺激しなければならない。つまり金利を下げる方向性となっています。
この流れを受け怒涛の8月が訪れます。
8月はジェットコースター並みの乱高下
8月はアメリカだけではなく日本でも動きがあります。日銀は今年の3月にマイナス金利からの脱却を果たしました。そこに7月31日に0.25%の政策金利の引き上げを決定。
市場はこの利上げを予想していなかった(正確には利上げはあるかとは思っていたがここまで早期に行うとは思っていなかったという状況)ためパニック売りが横行。歴史に残るレベルの大暴落が発生しました。
この状況を受けてアメリカ市場も暴落。
またアメリカは金利を下げる方向、日本は金利を上げる方向ということで金利差が縮まるのではないかという思惑からドル円の為替が1ドル=160円から1ドル143円程度まで一気に円高に振れました。
株価暴落+為替円高により私の保有している米国株式、投資信託はとんでもなく暴落しました。
上記のマイナス要因が二つ重なるとこんな大惨事になるのかと驚きを隠せませんでした。
その後市場はある程度落ち着きを取り戻し、一時的に大きく下げた株価もある程度の水準まで戻ってきました。
そして9月、また今後について
この記事は2024年9月29日に書いています。自民党総裁選で石破茂氏が次期総裁に決定してから2日が経過しています。
自民党総裁選において高市早苗氏か石破茂氏かという流れで株価は大きく乱高下しました。週明けとなる明日の相場は日経先物の流れを見るに大荒れ展開が予想されます。
早期に解散総選挙も行われることとなるでしょう。その結果によっても相場は大きく動きそうです。
さらに忘れてはいけないのはなんといっても11月のアメリカ大統領選の行方です。
トランプ氏かハリス氏か、注目ですね。
この選挙の結果で世界は大きく動きます。株価もどうなっていくのか・・・全く予想がつきませんね。
まとめ 私の投資方針について
書いてみての感想ですが、やはり「今年の株価の変動激しすぎワロタwww」ですね。
6月までは絶好調で7月から雲行きが怪しくなり8月でジェットコースター相場。9月以降も相場変動イベント目白押し。今年の年末はどうなっているか、全く予想がつきませんね。
この状況で私はどうするかを最後に書いて締めたいと思います。
一言で言うと「どのような状況でも全世界株投資信託(いわゆるオルカン)を淡々と毎月積み立てる」です。
8月初旬の大暴落はこれまで経験したことがなかったのでやはりショックは大きかったです。
しかし、大暴落の時に私はこういう感情になるんだと知ることができました。この経験はこれから先にも必ず訪れる大暴落の時にプラスとなるはずです。
「ああ、これはもう知っている」という気持ちを持てることでパニック売りを回避できる確率が高まるのではないかと思っています。
生ける伝説の投資家であるウォーレン・バフェットは、「株式市場は、『忍耐のない者』から『忍耐強い者』へお金を移転する装置である。」と発言しています。
本当にその通りだと思います。
この8月で忍耐のない者(パニック売りをした者)は株式市場から撤退をしています。
株式市場に長く居続けることが本当に大事です。
私はこの金言を正しく実行できるようこれからも学んでいきたいと思っており、その学習がまさに「簿記2級」なんです。
簿記はこの世界の経済を支える根本的な技術です。簿記を知っているだけで経済ニュースへの理解度が相当に高まっていることを実感しています。今回の記事も簿記の知識を使いながら書いています。
この技術を知っていて損をすることはないと思います。特に簿記3級はビジネスをする方(会社員、フリーランス)は全員知っておいてもいいと本気で思っています。
簿記3級は学ぶ時間に対して得るものが非常に多くコスパ最強の資格かと。少なくとも3級レベルで確定申告に苦手意識を持つことはなくなりますよ。
一方で簿記は少々クセのある技術でもあるので、独学の際は暗記ではなく本質を追求するように学習しましょう。暗記に頼ると実務では役に立ちませんので。
本質部分をサクッと知りたいのならば私も愛用しているクレアールをオススメします。
クレアールの簿記講座は合格に必要な情報をぎゅっと絞ってあり、非常に効率よく学ぶことができます。
3級ならば集中すれば3〜4ヶ月くらいで合格ラインに届くようになると思います。
さらにクレアールのことを詳細に知りたい方はクレアール簿記講座ってどうなの?リアルタイム体験をもとにメリット・デメリットを紹介をどうぞ。
注意として客観性はないので色々なサイトを見比べてくださいね(笑)結果クレアールを使用されるならば、このサイトの簿記日記はカリキュラム通りに進めていますのでお役に立てるかと思います。
やっと書き上げることができました。8月の株価大暴落記事をずっと書きたくて、ですがあまりにも関連性がないところで唐突に書くのもなぁと思い温めていました。
自民党総裁選もあったので鮮度の高い今、書くことができて本当に良かったです!
こういう時事ネタもスパイス的な感じで今後も取り入れていけたらと思っています。
それでは今日はここまでです!ではまた!
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