こんにちは、ラディです!
本日は工業簿記です。今回も総合原価計算を学習します。
学習日 時間
9月26日 1時間30分
使用した教材
問題集 問題集解説動画
学習内容
工業簿記 総合原価計算 問題演習(正常減損完成品負担と平均法2問、正常減損両者負担と平均法1問、正常減損完成品負担と先入先出法、正常減損両者負担と先入先出法 合計5問)
正常減損に関係するパターンを網羅したような状態。この中でも特に正常減損両者負担と先入先出法の組み合わせが難しく、実際に間違えたためこの論点のみ解説。
正常減損両者負担と先入先出法
解き方の手順を順番に記していく。
- 先入先出法のため月末仕掛品が当月投入分かどうかをまずチェック。→当月投入分だった。
- 次に当月投入分の加工費の数量を求める。
- 両者負担の条件であるため、減損の材料費数量と加工費数量を按分対象から取り除く。具体的には当月投入分から減損の材料費数量と加工費数量をあらかじめ差し引いておく。
- 当月材料費を上記調整後の数量で割り、月末仕掛品の材料数量を乗じて月末仕掛品材料費を算出。
- 同様に月末仕掛品加工費も算出。
- 全体の材料費及び加工費から月末仕掛品原価を差し引き、完成品原価を求める。
理解度自己評価
学習内容には書かなかったがどの問題も工程別原価計算の要素も追加されていた。工程別計算、減損問題を連続で解いたことで解き方のパターンがある程度見えてきた。
それでも上記で紹介した先入先出法と両者負担の組み合わせの問題では按分の仕方が抜け落ちてしまい、減損分を含めた按分をしてしまった。
両者負担の条件のところにラインを引き忘れたことで起きたミスであるため、大事な条件部分にはきちんとラインなどで強調しておく癖づけが必要。
感想
今回取り上げた問題は1問だけでしたがどの問題もなかなかにハードな内容でした。
原価計算表を埋めていく問題が非常に多かったので一箇所でも計算を間違えると以降の数字が全てズレるため検算が本当に大変でした。
今日は計算ミスに気づくための横計算、縦計算のテクニックを紹介します。
ざっくりとした考え方としては合計値を求めるときに列で計算して総合計を出しても、行をもとに総合計を出しても数値は一緒になっていないと計算は間違えていると判断するというものです。
この計算をすることでピタリと数値が一致していないと間違いが確定するため非常に焦ります。
横計算、縦計算の数値の差を見比べることでも間違いを発見できる可能性があるので本試験で時間の余裕があるならば、あがいてみるのもいいかもしれませんね。
逆にピタリと計算が合えば根本で間違えていない限りは計算ミスはしていないはずなのでそのまま突き進んでOKとなります。
本試験ではなるべくならば上記のような計算ミスは避けたいと考えるはずなんですが、時間が限られている中で計算を合わそうと時間をかけすぎると他の問題に手が回らなくなる可能性があります。
そうなると合格は遠ざかり本末転倒ですので数字が簡単に合わせられない時は部分点狙いに切り替えた方が得策なのかもしれませんね。
3級ではそのような思考で試験に臨みました。家で模試をやった時には数字が合わずその問題を解き切ろうとした結果、その問題も解けずさらに手付かずの問題も発生し30点台で撃沈したことがあります。
おそらく2級ではさらに時間がシビアになることが予想されますので大局的に問題を見ていく必要がありそうです。
まだ模試には取り掛かっていないので、時間配分に関することは模試を解いた時に掘り下げていけたらと思っています。
総合原価計算の学習もいよいよ次回でラストです。問題演習が4問残っているためしっかりと取り組んでいきます。
それでは今日はここまでです!ではまた!
コメント