簿記学習日記57 本試験における工業簿記の重要性について

簿記2級
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こんにちは、ラディです!

本日は工業簿記です。今回も総合原価計算を学習します。

学習日 時間

9月20日 1時間

使用した教材

テキスト 講義動画 

学習内容

工業簿記 総合原価計算 仕損、減損の取り扱い 

仕損、減損の取り扱い

仕損、減損自体は過去に学習済み。簡単におさらい

  • 仕損・・・何らかの原因で失敗し不合格品となること。状態によって評価額がつくこともある。
  • 減損・・・加工中に蒸発、煙化などで消失あるいは無価値となること。仕損とちがい、評価額が出ることはない。

今回は総合原価計算においてどのように仕損、減損を原価に組み込んでいくかを学習した。加工進捗度を考慮する方法と考慮しない方法の2パターンを記載する。

仕損、減損品の計算を行ったうえで負担先を決める方法もあるが1級対象のため、ここでは深掘りしない。

加工進捗度を考慮する方法

仕損、減損の発生点と月末仕掛品の加工進捗度で仕損、減損の費用の負担を完成品だけなのか完成品及び月末仕掛品両方にするのかを決定していく。

両方に負担させる場合は完成品数量と仕掛品数量で材料費及び加工費を按分する。

完成品のみに負担させる場合は、仕損・減損品の数量を完成品に加えた上で完成品+仕損・減損品:月末仕掛品の比率で材料費及び加工費を按分する。

理解度自己評価

今日の論点は難しく感じた。途中で行っている意味がわからなくなったため、戻って再確認をした。

何とか理解できた、と思う。

投入時期の論点は単純総合原価計算の学習時に触れていたが、今回は仕損、減損との組み合わせとなっているため難しく感じたのかもしれない。

次回も同じ論点で問題演習が中心となるらしいので、問題でしっかりと理解していきたい。

感想

仕損、減損自体はそう難しい話ではないのですが、取り扱い時に様々なパターンが出てくると途端に理解が追いつかなくなりますね。

工業簿記のざっくりしたイメージなんですが、大まかな全体の流れがあってその中に様々な計算方法があり、計算過程でどんどん分岐していくような印象ですね。

個別原価計算なのか総合原価計算なのか。さらに細かくみていくと、例えば総合原価計算の中でも単純、等級別、組別などの生産形態による分類があり、単一工程、工程別の工程別計算の有無で総合原価計算だけでも3✖️2=6パターンがあり得るということになります。

今後は標準原価計算や直接原価計算などの新たな分類が登場します。1周目で学習したはずですが現時点で驚くレベルで理解できていません。今書いてて、やばい・・どうしよ、と思ってしまいました。

ここまでの学習分についてはある程度整理ができていますので、今後も順番に学習し理解に努めます。

工業簿記はここまでの学習で暗記に頼るものではないということがようやくわかってきました。本質を掴んでいかないとかなりきつい印象です。

理解が進まない中で問題集に取り組んだことがあったのですが、本当に解けず解説を見ても細かい計算がつらつらと書かれているため、暗記は全く意味がないと実感しました。

商業簿記の方が暗記が多めな印象です、あと国語力を求められます。工業簿記は算数の色が強めですね。

個人的には工業簿記の方が正答しやすい印象があり、得点源にすべしという意味が、おぼろげながらわかってきたかもしれません。

他サイトの学習法などを見ていると大体同じ論調で、きちんと理解さえすれば確実に点数が取れる、と書いてあります。

ランダムに選んだ複数サイトでほぼ同じことを言っているためおそらくは真実なのだろうと思います。

工業簿記で満点が取れれば合格に必要な70点のうち40点を稼げます。しっかりと狙っていきたいものですね。得点源にできるよう日々頑張っていきます。

それでは今日はここまでです!ではまた!

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