簿記学習日記39

簿記2級
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こんにちは、ラディです!

本日は工業簿記です。今回から総合原価計算を学習します。

学習日 時間

8月26日 1時間

使用した教材

テキスト 講義動画 

学習内容

工業簿記 総合原価計算の意義 総合原価計算の分類 総合原価計算の具体的方法

総合原価計算の意義

総合原価計算とは一定期間ごと(月ごとであることが多い)に完成品総合原価(完成品を製造するためにかけた総費用のこと)を計算し、完成品の数で割ることで製品1単位あたりの製造原価を算出する方法。

同一規格の製品を大量生産する際に用いられる計算方法となる。

例:自動車、家電、冷凍食品など

総合原価計算の分類

生産形態から3つに分類、工程別計算の有無で2つに分類できる。定義のみ記す。

単純総合原価計算

同種製品を反復連続的に生産する時の総合原価計算の方法

例:ユ◯クロエアリズムTシャツ

等級別総合原価計算

同一工程において同種製品を連続で生産するが、その製品を形状・大きさ・品位などによって等級に区別する場合の総合原価計算の方法。

例:ユニ◯ロエアリズムTシャツのS・M・Lサイズ

組別総合原価計算

同一工場または同一工程で異種製品を連続生産する場合に適用する総合原価計算の方法。

例:ユニク◯エアリズムTシャツとヒートテックTシャツ

単一工程

製造工程が単一のもの。単純かつ単一工程の総合原価計算を単純総合原価計算と称することが多い。

(単純単一総合原価計算とは言わない)

工程別

製造工程が2つ以上の工程に分けられる場合の総合原価計算を工程別総合原価計算という。

総合原価計算の具体的方法

総合原価計算では同種の製品を大量生産しているため、ある時期を切り取るとすでに完成している製品、未完成で仕掛中のものが存在することになる。

通常月末時点で完成品と仕掛品に分けることとなるが、考慮する点が3つある。

  • 製造原価要素を材料費と加工費(材料費以外の原価要素で労務費・経費・製造間接費などのこと)に分ける。
  • 工程の始点で投入される材料費は物量に応じて完成品と月末仕掛品に按分
  • 加工費は月末仕掛品の加工の進捗度を月末仕掛品の物量に乗じたうえで、完成品と按分する。完成品は加工進捗度100%だから完成品数量そのもので、仕掛品は進捗度◯%だから完成品として換算すると物量X◯%となる。

理解度自己評価

総合原価計算の基礎を学習。今回は挙げているケースが非常にシンプルなものだったため理解しやすかった。

分類のところも講義で挙げていただいた例がわかりやすかった。

総合原価計算は講義数が10もあるのでじっくりと取り組んでいきたい。

感想

今回も学習と日記が別の日です。この論点はしっかりと書きたかったので頭が冴えてる朝に回すことにしました。

これまでは個別原価計算でしたので製造指図書が頻繁に出ていましたが、総合原価計算ではおそらく出てこないんでしょうね。

同種同一規格の製品を個別で計算するのは効率が悪すぎますよね。

総合原価計算を考えるうえでは、日常の製品を例にイメージするとわかりやすいかもしれません。そうすることによって学習の理解でイメージと紐付けがされるため忘れにくくなるように思います。

今回ユニク◯の製品を例に出していましたが、私はその例ではっきりとイメージができましたのでおそらく忘れないと思います。

また1周目学習の記憶が正しければ、今後大量にボックス図を活用することになったはずです。

これもイメージの一つです。状況を整理するためには視覚的に把握することが非常に有効となった記憶があります。

2周目では1周目で取りこぼした内容をしっかり拾っていきたいと考えています。

総合原価計算は長丁場なので、浅い理解をしていると講義についていけなくなる恐れがあるんですよね。

非常に大事な論点なので寝ることのないよう、もし眠い時は翌日に回す勇気を持ちつつ取り組んでいきます。

それでは今日はここまでです!ではまた!

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