こんにちは、ラディです!
本日は工業簿記です。引き続き労務費についての学習です。労務費は今回で終了です。
学習日 時間
7月26日 1時間
使用した教材
テキスト 問題集 問題集解説動画
学習内容
工業簿記 労務費② 原価計算期間と給与計算期間の続き(賃金勘定のみで処理) 直接工以外の労務費
原価計算期間と給与計算期間(賃金勘定のみで処理)
前回学習で未払賃金勘定を用いて処理する方法を学んだが、今回は賃金勘定のみで処理する方法を学んだ。
未払高の項目については特に仕訳を行わず、勘定記入の際に前期繰越(前月未払高を示す)または次期繰越(当月未払高を示す)と記入する。
直接工以外の労務費
直接工以外の労務費は間接労務費として扱う。
具体的に直接工以外の労務費とは
- 間接工の賃金
- 工場長、技師、工場事務員などの給料
- 従業員賞与・手当
- 法定福利費
- 退職給付費用
を指す。
直接工の時のように作業時間から消費額を計算するのではなく、単純に問題で与えられている額を元に計算すればよい。
理解度自己評価
原価計算期間と給与計算期間とのズレの調整については2回目ということもあり前回よりはスムーズに進めることができた。
問題集は少し捻った問題だったため、ボックス図を書き整理しながら解いていった。
賃率差異を問う問題も多く出題され、有利差異なのか不利差異なのかを考えさせられることがあった。
直接工以外の労務費は全て製造間接費に振替ということが認識できていれば問題自体は容易。
ただし考え方を忘れてしまう可能性はあるため数をこなして慣れておきたい。
感想
今日はテキストと問題集でやたらと仕訳問題が多かったです。手が疲れました。
今回非常に気になったところとしては、会社で負担している健康保険料を製造間接費へ振り替えているところです。
製造間接費は製品の原価に振り替えられていきます。つまり保険料は製造コストの一部として扱われる、ということです。
これが何を意味するか。それは最終的に消費者が会社負担の保険料コストを代わりに引き受けることを意味します。
社会保険料は労使折半と言いつつも、実際には会社はコストを負わない仕組みになっている。しかも簿記の講義で紹介されているわけですから、合法で何も問題ないということなんでしょうね。
個人的な考えとしても過度なコスト転嫁とは言い難いと思います。うまいことやってるなぁと思ってしまいました。
社会の仕組みがまた一つ見えたような気がします。
それでは今日はここまでです!ではまた!
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