こんにちは、ラディです!
本日は商業簿記です。今回は貸倒引当金について学習しました。
学習日 時間
7月22日 30分
使用した教材
テキスト 問題集
学習内容
貸倒引当金(一括評価・個別評価) 債務保証
貸倒引当金
貸倒引当金とは受取手形、売掛金、貸付金などで翌期以降に貸倒が生じる可能性があるときに、あらかじめ設定しておくもの。
回収不能となるならば直接売掛金などの資産額を減らせばいいが、見込みの場合は減らすことはできない。
間接的に貸倒引当金勘定で資産の減少を表現するといった目的がある。
その時の評価の仕方が一括評価と個別評価の2種類になる。
一括評価は重大な問題が発生していない債権全体に対して貸倒実績率を設定。リスクは低めであるため低率(2〜3%程度)で設定されることが多い。
対して個別評価は債務の弁済に重大な問題が発生する可能性が高い、あるいは経営破綻の可能性が高い債務者に対する債権について、個別の貸倒見積を設定すること。リスクは高いため、高率になることが多い。
債務保証
保証人になった時の会計処理。
保証債務勘定を貸方、保証債務見返を借方に設定。保証債務見返は貸借対照表上の備忘記録のようなもの。
実際に保証人として弁済が発生した場合は、大元の債務者に対する請求のため未収入金勘定を設定。
保証債務勘定と保証債務見返勘定については、債務保証自体が消滅するため、取り消し処理を行う。
理解度自己評価
貸倒引当金自体は3級で学習済み。個別評価は新規学習。
個別評価が出てくる問題は貸倒引当金の額をいくらにするのかを問われる。問題文をよく読み対応したい。実際に問題文に書かれている条件を見逃して不正解になったものがあった。
債務保証はそんなに難しくないイメージだが、あまり出題されないのかな?こんなのあったな、くらいで覚えておきたい。
感想
貸倒引当金はなぜ設定しなければならないのだろう?しなくても貸倒損失で良くない?
3級学習の時にはスルーしていましたが、今回はこの疑問が気になったので調べてみました。
本質となる理由はシンプルでした。節税になるからです。
貸倒引当金を設定する際に費用勘定として貸倒引当金繰入勘定を設定するのですが、費用が増えるということはそれに伴い純利益が下がることになります。
純利益が下がれば支払う税金も下がります。いいですね!
ここで考えたいのは貸倒引当金繰入って実際には支出していませんよね?
ということです。
利益を出している会社にとって、非常に有効な手段となるでしょうね。
調べていると貸倒引当金を知らない経営者もいるらしいです。フリーランス等個人でも使えるようなので妙に納得しました。
こういうことを知っているかどうかで支払う税金に大きな差がついてくるんですよね。法で認められているものはしっかりと使っていかないといけませんね。
こういう使える知識を習得できるのが簿記の良いところです。また一つ成長できました。
それでは今日はここまでです!ではまた!
コメント