こんにちは、ラディです!
本日は商業簿記です。今回は連結会計を学習します。
学習日 時間
10月30日 1時間
使用した教材
テキスト 講義動画
学習内容
商業簿記 連結会計 取引高の相殺消去 債権債務の相殺消去(手形取引 引当金の調整)
前回までは資本に着目した修正仕訳について学習してきたが、今回からは連結会社内で行われた取引や債権債務に着目した修正仕訳について学習していく。
取引高の相殺消去
連結会社内相互における商品の売買などの項目は企業グループ内の取引となるため相殺消去をする。
出題例:売上高と売上原価、受取利息と支払利息
※仕入、売上表記ではない理由は損益計算書で処理を進めることから損益計算書上での表記に準拠する。
債権・債務の相殺消去
連結会社内相互における債権と債務は企業グループ内のお金の移動となるため相殺消去する。
例:貸付金と借入金 受取手形と支払手形 売掛金と買掛金の相殺消去で貸倒引当金が設定されている場合
手形取引と、売掛金と買掛金の相殺消去で貸倒引当金が設定されている場合については以下で深掘りする。
手形取引
支払手形と受取手形が同額の場合は単純に相殺消去するだけでよいが、手形割引などで差額が出る場合は連結修正上の仕訳では「手形割引」ではなく「(短期)借入金」として扱う。
引当金の調整
売掛金に貸倒引当金を設定している場合は、その設定自体をなかったかのようにする相殺消去が必要。
例:借方 貸倒引当金 貸方 貸倒引当金繰入
なお、親会社から子会社への売掛金ならば上記処理のみで終了だが、子会社から親会社への売掛金ならば追加でもう一つ処理が必要となる。
貸倒引当金繰入という費用が消去されるということは収益の増加(さらには当期純利益の増加)につながる。
親会社→子会社(ダウンストリームという)の流れならば特に影響はないが、子会社→親会社(アップストリームという)の場合は、増えた収益(当期純利益)のうち非支配株主持分の当期純利益を増やす必要が出てくる。
理解度自己評価及び感想
本日の論点は講師の方が言われたとおり前回よりもわかりやすかったです。
ただ一つだけツッコミたいことがありまして・・・
グループ内で貸倒引当金の設定やめません?グループ内で倒産の可能性を考えてどうするの?信用しましょうよ!
実際のところどうなんでしょうね?特に子会社側で貸倒引当金設定したら怒られないですかね?笑
ふぅ、書いてスッキリしました!
・・・冗談はさておき
連結会計は論点も半分を超えました。集中的にやっているので今週中には終われそうです。
連結会計は夜の学習で理解できる気が全くしないので、朝という一番頭が働く時間に学習することにしています。それでも本当に難しく感じています。
ネットで情報収集していると連結会計は思い切って捨てるという意見もちらほら見受けられます。
その考えもあるのかもしれませんね。実際のところ商業簿記第1問の仕訳問題(20点)と工業簿記(第4問28点、第5問12点)の合計60点を得点源にできれば残りの問題で10〜20点で十分合格できますよね。
それなら連結会計に充てる時間を、もっと効率よく得点できる論点に回したほうがいいじゃないか。
確かにそうかもしれません。
ただ、私は今の時点では捨てるにはもったいない論点であるとも思っています。
連結会計は満点は確かに難しいかもしれませんが、部分点はそれなりに取れそうな雰囲気があります。
理由は、出題傾向にある程度パターンがあるからです。おそらく試験で見かけても全くわからない、ということはないように思うんですよね。
講師の方の言葉通り説明を受けたところだけは確実に解けるようにしていきたいものです。
次回も連結修正仕訳の別の論点について学習します。他の論点に時間をかければ良かったと後悔しないよう集中して取り組んでいきたいと思っています。
それでは今日はここまでです!ではまた!
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