簿記学習日記93 連結会計が難しいと言われる理由の一つは、状況の整理が煩雑になりやすいから

簿記2級
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こんにちは、ラディです!

本日は商業簿記です。今回は連結会計を学習します。

学習日 時間

10月28日 1時間

使用した教材

テキスト 講義動画 

学習内容

商業簿記 連結会計 負ののれん 支配獲得後の連結財務諸表

負ののれん

前回学習の続き。

親会社の子会社に対する投資額>子会社の資本の場合は差額をのれんとして処理するが、親会社の子会社に対する投資額<子会社の資本の場合の差額は負ののれんとして処理することになる。

のれんの場合は連結貸借対照表の借方(資産)に計上し、毎年定額で償却していく(のれん償却

負ののれんの場合は連結損益計算書の貸方(収益)の特別収益欄負ののれんの発生益として表示。

負ののれんは特別収益のため以降に償却という処理はない。

支配獲得後の連結財務諸表

支配獲得日の後の連結決算日においては連結貸借対照表だけではなく連結損益計算書や連結株主資本等変動計算書も作成する。

これらの表を作成していくため以下の手順で進めていく。

開始仕訳

これまでの連結集計仕訳のうち当期の表示に関係する項目だけはもう一度計算をやり直して期首の状況を再現する処理が必要になる。

計算をやり直す必要がある理由とは、連結修正仕訳は連結精算上で行われるものであり、親会社、子会社の会計帳簿には反映されていないため。

当期分の連結修正仕訳

開始仕訳により前提状況を整えてから当期の変動に関して連結修正仕訳を行っていく。

様々なパターンがあるが、今回は子会社の純利益の配分のみ紹介し、他のパターンは次回以降学習予定。

子会社の純利益の配分については非支配株主に帰属する部分については非支配株持分として処理が必要になる。

つまり影響の及んでいない部分については資本に加えてはいけないということはこれまでの論点と変わらず、さらに新たに利益を上げた分についても非支配株主分の利益を含めることはできないということ。

連結修正仕訳では非支配株主に帰属する当期純利益として収益から除外し(連結損益計算書の借方に記入)相手方には非支配株主持分当期変動分の勘定で処理する。

理解度自己評価及び感想

わかったような気持ちにはなっています。うん、微妙な表現ですね。ですがこう表現するしかない状況なんですよね。

今回の論点のキモは本題に入る前に状況の整理をしなければならないというのが大変なんだろうな、ということです。

過去にやったことをもう一度再現するという説明を聞いたとき、「えぇ〜・・・」と思ったのは私だけではないはずです(笑)

ようは状況の整理が面倒くさく、問題を解く段階だと多分解けない、ということです。

決して暗記に頼っているわけではなく、開始仕訳で当期首の状況を整えないと当期の変化がわからないことや非支配株主持分の利益分を連結会計上で含めるのは筋が通らないのはよくわかります。

複雑な論点ですが問題を解きまくることでわかる部分はあるとは思います。しかし、試験までの時間が迫っている中でおそらくは論点を通しで学習して問題集を一度やって終わりになりそうです。

もし出題されたら部分点狙いになる可能性が高そうですね。出るとしたら第2問らしいので、最後のあがきで取り組んでみようと思っています。

いよいよ学習できる時間が限られてきました。ここからはとにかく頻出問題は取りこぼさないよう重点的にやることと、本試験レベルの負荷を理解するという意味で直前答練に取り組んでいきます。

どちらも学習日記ではあまり細かく書けないかもしれませんが後々のためにも簡単なメモだけは残しておきたいと考えています。頻出問題のまとめはちゃんとしたものにできれば必ず需要がありますよね。

次回の連結会計は1周目のメモで「この回難しい!注意!」とわざわざ書いてありました。

全く覚えていませんが今回もそこそこ難しかったので次回も大変なんでしょうね。

うまく記事が書けるか不安ですが、なんとかまとめられるよう学習を進めていきます。

それでは今日はここまでです!ではまた!

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