簿記学習日記88 直接原価計算の気をつけるべきポイントについて

簿記2級
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こんにちは、ラディです!

本日は工業簿記です。今回は直接原価計算を学習します。問題集をやり忘れましたので戻りました。

学習日 時間

10月21日 1時間30分

使用した教材

問題集 問題集解説動画 

学習内容

工業簿記 直接原価計算問題演習3問(全部原価計算と直接原価計算の違い2問、固定費調整)

全部原価計算と直接原価計算の違い

損益計算書を全部原価計算の場合、直接原価計算の場合でそれぞれ作成する問題。

一部ミスがあったため紹介。

直接原価計算の記入に注力するあまり、全部原価計算の固定費部分をそのまま売上原価に計上してしまった。

正しくは固定費部分は当月生産量で割った上で当月販売量を乗じる必要がある。

直接原価計算ならば営業利益を求める際に固定費を全て最後に差し引くことになる。

固定費調整

問題を解いていた時に、直接原価計算の営業利益から全部原価計算にした時の営業利益を導き出すという目的は分かっていたが、具体的に固定費をどう調整するかの理解が足りていないことに気づいた。

過去の固定費調整の学習日記で「全部原価計算の営業利益=直接原価計算営業利益+期末製品の固定費ー期首製品の固定費(いわゆるゼンチョクマッシュ)」と覚えると書いたが、その本質を理解していないために全く思い出すことができなかった。

テキストを再確認し、この理解でいいのかというある程度の結論は出せたが、必ず正しいかは分からないが記載しておく。

直接原価計算の場合は当月固定費を問答無用で全額差し引いて営業利益を出すが、全部原価計算では固定費を月初、月末製品にも割り振るため、当月固定費とのズレが生じることになる。

このズレを丸暗記した「ゼンチョクマッシュ」ではなくボックス図を使って整理してみたところ、全部原価計算の場合の販売分の固定費は「当月+月初ー月末」で求められることがわかった。

全部原価計算の固定費と直接原価計算の固定費の差分だけ営業利益の差となって現れるため、全部原価計算固定費<直接原価計算固定費の場合は直接原価計算よりも+の営業利益になる。

「ゼンチョクマッシュ」は営業利益の視点での公式のためイメージがわきにくいが、固定費の差という側面から考えると、

全部原価計算の固定費=直接原価計算の固定費(当月固定費と同じ)+期首製品の固定費ー期末製品の固定費

となることがわかったため、ようやく「ゼンチョクマッシュ」がおぼろげながら理解できたように思う。

理解度自己評価及び感想

簿記学習日記86 CVP分析は意味の理解が大事【公式丸暗記はダメ。ゼッタイ。】で散々公式の丸暗記はダメって書いていたのにこの有様です。なんというブーメラン。

正直まだモヤがかかったような理解度ですが、過去に学習した銀行との残高の整合の論点に似ているような気がしています。

あの論点も企業側から見るか、銀行側から見るかで金額のプラスマイナスが逆転するんですよね。

こういうイメージで今はとりあえず理解したものとしておきます。今後問題を解くときに迷わず進められるといいのですが。

ここ最近はアウトプットをかなり増やしており、かなり疲労感が出ています。

ですがこの疲労感は頭をものすごく使ったことによるものなので、成長には繋がっているのかなと感じています。

毎日間違いを大量にしています。試験までに全て潰しておきたいものですが間に合うでしょうか、不安になっています。

それでも間違えた内容は次は間違えにくくなっているはずですので、少しづつでも正答を出せるように成長していきたいと思っています。

それでは今日はここまでです!ではまた!

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